ごあいさつ
理念・目標
モデルベース開発(MBD)的思考に基づくものづくりを実践できる人材を育成し,MBDを通じたイノベーションの創出に貢献します。
代表挨拶
弊法人はデジタルものづくり,特にモデルベース開発(MBD)に関する高度専門人材の育成を行う広島大学発ベンチャーです。
広島県は中四国・九州地方の製品出荷額第1位の「ものづくり県」ですが,年々激化する国際競争に打ち勝つためには,消費者が求める価値の高い製品を持続的に生み出さなければなりません。
また,多様化する消費者の要求を満たすために,システム(製品,商品など)が高度化・複雑化の一途をたどる中で,効率的なシステムの開発スキームが求められています。
このような社会的潮流の中で,製品やそれを取り巻くあらゆる環境を全てモデル化し,机上でシステム設計・検証を行うMBDは製造業を中心に大きな関心を集めています。
弊法人は,2016年に広島大学内に設置された「モデルベース開発(MBD)基礎講座」および,2019年に広島大学内に設置された「広島大学デジタルものづくり教育研究センター」で培ったMBDに関する高度専門人材育成プログラムを,広島県のものづくり企業を中心に幅広く提供することを目的に設立されました。
おかげさまで2023年2月現在,MBD基礎講座における講義も含め延べ2,000名を超える受講生にプログラムをご受講いただき,また,県外からも多数のご参加をいただけるようにもなりました。
2022年からは,次世代のデジタルものづくりの素養としての「MBD的思考」を広島大学と共同で普及・振興に努め,小・中・高・大・社会人の一貫教育を実現する教材作りなども手掛けております。
物事の全ての原動力は「人」です。
弊法人の活動が広島の製造業をより魅力的なものにし,県外だけでなく世界中から人が集まる一助となるよう活動を続けてまいります。
皆様におかれましては引き続き弊法人の活動へのご理解を賜りますとともに,ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。