Degication 一般社団法人デジケーション

MBD現代制御システム設計研修‐基礎・実践編‐

Part1 MATLAB/Simulinkによるモデル構築

MBDプロセス研修のページをご参照ください。

MBDプロセス研修

Part2 状態空間表現とシステムの自由応答

演習を通じて、微分方程式と状態空間表現で差がないことが確認でき理解が深まりました。
1入力1出力のシステムに限って言えば、どちらで表現するのが良いなどメリット・デメリットはあるのでしょうか。

  

MBDでは、mスクリプトを使用して実行していますが、Simlinkで配列を実装するためには、どのような知識が必要でしょうか?具体的には、①入力一つ出力一つ。②配列1を出力とする③配列1と違う値が入力された際は、配列2にその値を入れる④配列は基本的に、500ms後に1段上がる⑤配列2に99(空の値)が入っている場合は、一段上げずにkeepする⑥一段上がった後に最後の配列に空の値(99)を入れる

  

微分方程式を立てたとき、左辺がx_d(t)となり、Simulinkモデルで微分方程式を表現するとき、出力ポートがx(t)となるのはなぜでしょうか。

  

状態空間表現は有限要素法等に近い考えなのでしょうか?

  

λ=0という結果が出ましたが、その場合は安定の領域に入りますか?それとも不安定になりますでしょうか? 

  

自由システムの理解がいまいぼんやりしています.
システムの安定性を見たいときに使うといった理解でよろしいでしょうか?

  

行列の固有値と固有ベクトルは、3次元だとどのようなイメージになるのでしょうか。
(講義内で2次元平面でないと表現できないとありましたのが、可能であればお願いします)

  

考え方はなんとなく理解したが、自分なりの解釈に落とし込めない。線形代数の基礎を勉強し直せば理解がしやすくなるのでしょうか?

  

微分積分の基礎があれば理解がしやすいのですか?

Part3 状態フィードバック制御系の設計

Luenbergerオブザーバーはプロトタイプのものと比較し、推定性能が良いと確認できました。
オブザーバーゲインをどうするのかというところもポイントなのかと理解しましたが、これも最適に設定することが望ましいのでしょうか。
安定化制御において、どんな初期値においても、状態量を0に制御するのは、とても興味深い内容だと思う。
安定化までの時間がかかってしまうと、物理現象的には、倒れてしまう等の事が発生してしまうのではないかと思うが、安定化までの時間については、PIDで制御する?法が望ましいのでしょうか?

 

可制御性・可観測性の判別式について、
式の計算を進めると3-29のような形になるので、可制御性・可観測性を調べることができる、ということなのでしょうか?
また、実際に設計を進めるうえで可制御性・可観測性を調べる場合は、判別式を使うことが通常の方法でしょうか?

 

併合システムの設計(3-33)について、オブザーバーの状態変数x_hat(t)を状態フィードバック制御器に入力しているように読み取れます。
実際の設計では、一部の状態変数はセンサで正確に読み取り(x(t))、見えない状態変数はオブザーバーで推定する(x_hat(t))、といったことが考えられますが、センサで取得した状態変数とオブザーバーで推定した状態変数を混ぜて使う場合、どのようなブロック線図になるのでしょうか?
そもそも、すべてオブザーバーで推定した状態変数を状態フィードバック制御器にいれることが正しいことであり、混ぜて使うというのは間違った方法なのでしょうか?また、混ぜた時も分離定理は成り立つのでしょうか?

 

オブザーバーによる状態推定を初めてしった。
イメージとしてプログラム等に使用されることが多いのでしょうか?

 

パート3の内容は、サーボ問題にも適応できる問題なのでしょうか?
サーボ問題の場合、別の切り口で設計していくものなのでしょうか?(車の設計では、サーボ問題を扱うことが多いため)

 

次の講義で出てくるかもしれませんが、併合システムはどのようなシステムを設計するのに優れている等あるでしょうか?

 

制御には精通していないため、カルマンフィルタの名前だけは聞いたことあるんですが、どのような役割で、何をしている等は分からないため、ご教示いただくことは可能でしょうか。

 

演習問題1について、解答がなく、FBゲインの導出が違うのか、オブザーバゲインの導出が違うのか、FBゲインの極設定やオブザーバゲインの極設定が違うのか、はたまたモデルが違うのか、またどうなったら正解なのかがわかりません。

 

自由システムについての理解を深める為、インターネットで検索してみたのですが、あまり見つかりませんでした。
別の呼び方などがあるのでしょうか?

 

実際にシステムとして可制御性、可観測性を知るために状態変換行列を出そうとしたときには、システムの状態方程式と固有値から算出するのでしょうか?

Part4 実践!クレーンシステムの状態フィードバック制御

サーボドライバとその対象(テキストではモーター)が無視できないダイナミクスを持つ場合、どのように式を設定すればよいのでしょうか。
また、ダイナミクスの遅れ(時間等)がおおむね既知の場合、どのように式を設定すればよいのでしょうか。
また、サーボドライバの出力が観測できず(テキストでは電力)、指令電圧と出力電流しか観測できない場合において、さらにダイナミクスが無視できないとき、どのようなアプローチで進めるのがよろしいでしょうか。

 

quantizerを使用することで、誤差が大きくなってしまう事は理解できたのですが、
quantizerブロックを使うメリットとしては、線形値から、離散信号に変換し、計算のタイミングをそろえたいという事でしょうか?
量子化ブロックのメリットがいまいちピンときていません。

 

数式を追っていたため、少しイメージがつきにくかったのですが、クレーンモデルをシミュレーションしてみることでこれまでの流れを理解することができました。
1.実機のコントローラーとHILシミュレーターがボード形式なので毎回混乱してしまうのですが、
 最後のHILS演習はコントローラー(実機)+クレーン(仮想)の理解であってますでしょうか。
2.脇谷先生がラップアップの場で説明していたものは上記のクレーンが実機に置き換わったと理解していますが、
 この時PC(Matlab)も繋がっていると思いますが、PCは何の役割をしているのでしょうか。シミュレーションの実行と結果のモニタリングでしょうか。
 勝手なイメージですが、全部実機に置き換わればクレーンを動かして狙いの動きとなるように制御が働くのではと思いました。Matlabと実機の関係性で混乱しております。
3.最後の動画で台車は制御によって0の位置で制御できることを確認できましたが、0の位置ではなくユーザーの決めた位置で制御することは可能なのでしょうか。

 

HILS演習のオブザーバーゲインとフィードバックゲインの極について教えてください。
テキストおよび動画で指定していただいた極の値ではほぼ0近傍に推移していることを確認できましたが、
ゲインを変えた際にどのようなふるまいをするか確認していたところ、0の位置から少しずれた(オフセットした)位置で推移しました。
これは単純にゲインの設定方法がまずいということでしょうか。(この時の設定値:オブザーバーゲインテキストのまま(-5,-10-2,-4)、フィードバックゲイン:(-2,-8,-4,-7))